たまには映画以外のことも書くとします。
サラリーマンという現代の奴隷社会から何とかうまいこと抜け出せないかなと思い、今年の春頃から株式投資などというリスキーなものを始めてみたわけですが、ド素人がいきなりフルインベストメントに近い勢いで投資すると半年後にはどのような結果がもたらされるのか？
このブログに来るような人は全然興味ない話かなとは思いますが、マンネリ防止にも自分の備忘録的にも半年に1回くらいはスコアをつけておいてもいいかなと思いました。
ちなみに日本では株と言えばデイトレーダーのように頻繁に売り買いをして細かく利ざやを稼ぐイメージが強いかと思いますが、私が試しに少額でそれを何度かやってみたところ、見事に失敗ばかりでした。買えば下がるし売れば上がる。それはもう、まるで誰かに監視されているかのように。なので短期トレードで利益を狙うのは早々に諦め、一度買ったらその会社が傾かない限りは保持し続けるスタイルにしました。その結果がこれです。（日本株２銘柄、米国株１３銘柄）
勝ち組
アップル（＋26.11%）ＡＴ＆Ｔ（＋17.34%）
プロクター＆ギャンブル（＋12.74%）
アルファベット クラスＡ（＋13.29%）
キューリグ・ドクターペッパー（＋10.38%）
おや…？
株式投資って実はめちゃくちゃ簡単なのでは…？ 落ちてる金を拾うも同然？
と勘違いしてしまいかねないほど上がりまくっている勝ち組企業。誰でも知ってる超巨大企業ばかりなのにこれほどいい結果が出るとは想像もしていませんでした。いや、誰もが知る超巨大企業だからこそ儲かるものなんでしょうね。
ところで米国株投資家は飲料メーカーを非常に手堅い投資先の一つと考えるものなんですが、その場合ほぼコカ・コーラかペプシコの2択です。あとはモンスタービバレッジくらい？ …なのですが、私は筋金入りのドクペファンなのでそいつらには目もくれずキューリグ・ドクターペッパー社に投資。それがまさかたった半年でこんな好結果を生むとは。最終的に世界を制する炭酸飲料はコカ・コーラでもペプシコーラでもなく、ドクターペッパーである。間違いない。だから日本でももうちょい手に入りやすくしてください。
ぼちぼち組
スバル（＋2.77%）北の達人コーポ（＋5.29%）
ベライゾン・コミュニケーションズ（＋0.52%）
ビザ（＋2.63%）
アルトリアグループ（＋2.39%）
ジョンソン＆ジョンソン（＋0.61%）
スターバックス（－2.10%）
紆余曲折あったけど、現時点では可もなく不可もないグループ。
米国タバコメーカーのアルトリアグループは規制の締め付けで激しすぎる下落を見せ、私をノイローゼ寸前にまで追いつめてくれましたが、最近なんか急に規制が緩くなったとかで元に戻りました。タバコだけにあまり心臓に良くない銘柄と言えます。ジョンソン＆ジョンソンもベビーパウダーにアスベストが入ってたとか入ってないとか問題のせいで長いこと爆損状態でしたが、これも何か知らんけど急に戻ってきました。会社自体は安定性抜群なのに株の値動きは激しくて結構辛い。
ビザは皆が良い良い言っているのとこれからキャッシュレス決済が伸びまくるだろうと思ったら私が買ったとたんにどういうわけか伸びがピタリと止まってしまいました。何者かに監視されている気分です。
スバルは単に私がスバリストであるというだけで投資しております。ドクペと同じ枠。ドクペとスバルが沈む時は私が沈む時です。どうでもいいけど、スバルってなんで社名変更しちゃったんでしょうかね。どう考えても「富士重工業」の方が圧倒的にカッコイイ響きだったのに。
負け組
ウーバー・テクノロジーズ（－28.20%）エクソンモービル（－8.70%）
シスコシステムズ（－7.09%）
これだけ買ってれば、そりゃあ外す銘柄も出ますよ。むしろ３つしかないのが奇跡的なのではないか。ウーバーは未だ赤字を解消できていない会社ですしね。含み損に苦しむこともあるかもなと思いながら買いました。
しかし、それにしても－28％とは酷い。酷すぎる。今さら売る気も起きないマイナス幅。何で手遅れになる前に損切りしなかったんだと言われそうですが、NISA口座で買ったのに損して売るなんてバカみたいじゃないですか。こうなったら自動運転が実用化されるまで握りしめ続けるしかない。たとえ死後硬直と言われようとも。
勝ち組の多さからするとかなり儲かってそうに見えるかもしれませんが、これでもトータルだとたった＋５％です。まあ損してないだけましですが。もっとアップルを買っておけば良かったといつも後悔してます。上がっても下がっても後悔してしまう。
ところで2019年はＮＹダウ平均株価が何度も高値更新をしただけに新規投資が難しく、それがヤフーニュースになるたびにヤフコメでは
「今から買うのはやめた方が良い」
「大暴落がくる、今は絶好の売場」
「今から買う奴はアホでしょ！」
という悲観的な声一色で染まっていました。何度も。
確かにそうかもしれんけど、そんなこと言ってたらいつまで経っても買えないしな～と恐る恐る投資を開始した結果＋１０％以上の銘柄が５つも出たんだからやっぱり他人の言葉は信用しない方が良さそうですね。というかこういうコメントをする人たちは自分が投資しておらず、他人が上昇相場の恩恵にあずかるのは許せないがゆえに暴落が来なければならないと信じているのではなかろうかと思ってしまいます。まあ確かに大暴落のリスクを排除すべきではありませんが。投資は常に多大なリスクを負っているからこそ利益も得られる、当たり前だけどそういうものなんでしょうね。
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