2019年も終わりに近づいて来たのでそろそろベスト&ワースト&珍作10を選出していきたいと思います。
今年は150本近くも新作映画を観ましたが、私のチョイスは色々と偏りが激しいのであまり参考にしていいベスト10ではないかもしれません。
世の中にはこういう奴もいるんだなあ、程度にご覧ください。
10位
「スノー・ロワイヤル」(旧ブログ)
60/100点
「ファイティング・ダディ 怒りの除雪車」のリメイク版。リーアム・ニーソン主演ってことで「96時間」ばりの激しいアクションを期待しましたが、オリジナルとほぼ変わらないゆるくてトボけたノリ。リメイクする意義があったのか疑問ですが、オリジナルがそこそこ面白いのでこれも同じようには楽しめます。
9位
「ゼット・ブル」(旧ブログ)
62/100点
日頃から抑圧されている会社員にとっては夢のようなシチュエーションを見せてくれるスプラッターコメディ。すごくくだらないし類似作もかなり存在するんじゃないかと思いますが、それを差し引いても楽しめました。
8位
「ハンターキラー 潜航せよ」(旧ブログ)
64/100点
そつなく手堅く作られていたポリティカル潜水艦アクション大作。特別尖ってるポイントもありませんが、同じジェラルド・バトラー映画でも「エンド・オブ・ステイツ」よりはこちらの方がずっと面白かったなと。
7位
「サマー・オブ・84」
65/100点
個人的にホラー映画はハッピーエンドの方が好きなんですが、たまにはこういう救いのないやつも良いものです。
6位
「バトル・ドローン」(旧ブログ)
67/100点
これマイナーだけどすごく笑えて愉しいB級バカアクション映画だと思うんですよ。私がマイケル・パレファンなので過剰に高評価してしまっているかもしれませんが、バカ映画好きな人にはお勧めできるクオリティだと思います。
5位
「ワイルドスピード/スーパーコンボ」(旧ブログ)
70/100点
このシリーズは大好きで毎回必ず劇場で鑑賞していますが、今回はスピンオフというのもあってカーアクションほとんどないし微妙に期待外れだったかなと。ただ、ハリウッド流脳筋バカアクションの最先端を観たという満足感はあります。
4位
「プロスペクト」(旧ブログ)
72/100点
どちらかといえば純エンタメというより淡々としてて貧乏臭くて地味でアート系を気取ったような低予算SF映画なんですが、話はシンプルだし小道具や設定は凝ってるしで結構楽しめました。でも正直150本中4位ってほどじゃない気がするんだけど、並べるとここに来てしまう…
3位
「ハロウィン」(旧ブログ)
78/100点
私はマイケル・マイヤーズとあのテーマ曲さえあればあとは何でもokという熱狂的ハロウィン信者なので当然このリブート版も高評価です。ただローリー・ストロードというキャラクターからはもう離れてもいいと思う。
2位
「チャイルド・プレイ」
80/100点
クオリティは「ハロウィン」と甲乙つけがたいんですが、このシリーズの旧作をひとつも観たことが無い分「ハロウィン」よりも新鮮味を感じられて楽しめたのでこちらを上にしました。そのうち旧作も鑑賞してみます。
1位
「クロール 凶暴領域」
1億5千万/100点
文句なしに2019年の最強無敵映画でありワニ映画史上に燦然と輝く神話的最高傑作。私の価値観では「マッドマックス 怒りのデスロード」に匹敵するほど面白かったので、あれぐらいの勢いでアカデミー部門賞を獲りまくらなければおかしいのですが、そうはならないところに資本主義の闇を感じます。ま、賞などとらなくても後世まで語り継がれる超名作であることに変わりはありません。
去年は1~3位をサメ映画が独占したのに今年は一つもなし。というか今年の新作サメ映画自体がたったの2つしかありませんでした。何という不作の年。シャークネードの完結はやはり痛かった。素晴らしいワニ映画が出てきたからまだ良かったけど、それにしても寂しいものですね。
次点は
「マッドネス 闇に潜む者」
「ブック・オブ・モンスターズ」
「ハッピー・デス・デイ」
あたりですかね。上の2つはなかなかマニアックで、特に「マッドネス~」の方は未だに私以外に感想を書いている日本人を見つけられません。かなり尖ってる映画だから他の人の感想も知りたいんですがねえ。もしかして誰も観てないのか?
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