「トラフィック 少女失踪」 感想など

概要

原題:Daughter for Sale
製作:2017年カナダ
発売:動画配信のみ
監督:ファラド・マン
出演:エミリー・ローズ/エミリー・テナント/スティーヴン・ロバーツ

いつもの親子ケンカのはずが、そのまま娘は行方知れずに。やがて、街で人身売買が行われていると知った母は判事という職も忘れて、愛娘の姿を懸命に捜すのだが。行くあてのない若者を支援するシェルターが魔の巣窟だった!人身売買の実態とその闇に迫る衝撃のサスペンス・ドラマ!
(↑アマゾン商品紹介より)

予告編

見つからん…


感想など


どうでもいい話ですが、忍者ブログからこのBloggerへ移転してきて4ヵ月近く経ちました。なんで移転したかっていうと忍者がいつまで経ってもSSL対応してくれないからやむを得ず見切りをつけたんですが、私が引っ越しした途端にSSL化してやがりました。嫌がらせか? タイミング悪いなあ。対応する予定があるならいきなりやるんじゃなくて前もって予告しておけって話ですよ。それならわざわざ引っ越さなくても良かったのに…

と思ったんですが、その忍者ブログを含む忍者ツールズのストレージに障害が発生しており、もう3日間も表示も接続も出来ない事態に陥っております。しかも未だに復旧のメドが立っていない様子。それもツイッターでしか報告してないし、随分お粗末な対応だこと。訪問者からしたら閉鎖したのかと思われるじゃないですか。これはやはりBloggerに引っ越して正解だったか。



それはさておき本作の感想ですが、
まず初めに言っておくとこれは全然面白くはないです。
そんなにひどいわけでもないけど…こういうのが一番感想書きにくいんですよね。






アナリースというおばさん判事の娘カーリーが家出したら人身売買組織に拉致されてしまい、富裕層の嫁としてオークションにかけられる…という悲惨極まりない話。

…のはずなんですが、これはどうも2時間物のTVドラマらしく、悪党の描写もゆるゆるで全然緊張感とか絶望感がありません。これだったら多分火サスの方がずっとマシだと思います。

類似作としてはアルゼンチン映画の「ハイパーソムニア」がありますが、本作はあれに遠く及ばない完全下位互換です。それでも本作に価値を見出そうとするなら、小学校の授業なら注意喚起に使えなくもないかな?という程度でしょう。「ハイパーソムニア」の方が万倍効果的だとは思いますが、子供に見せるにはちょっとえぐいですからね。

あともう一つ「96時間」ともよく似ている話ですね。しかしこちらにはリーアム・ニーソン的な存在がいません。いるのは全く持って頼りにならなそうなおばさん判事です。では超人がいないからリアルな失踪救出劇が描けているのかといえば全くそんなこともなく…。これだからオバサンは…とか偏見を言うつもりはありませんが、このおばさん判事はただただ感情だけで好き勝手動いてしまうので警察の妨害しか出来てないのが非常に問題です。自分は特別扱いしてよ!っていう威圧感だけは出てますが。まるで何の役にも立ってない。判事の仕事してろよって感じです。

というか、警察は最初から容疑者を特定できているので、このおばさん判事が何もしなくても普通に犯人を捕まえられたように思えてならない。なんでそんな設定にしたんだろ。
まあそんな感じで空虚で納得いかないTVドラマでした。

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