概要
原題:THEATRE OF FEAR製作:2014年イギリス
発売:配信のみ
監督:アンドリュー・ジョーンズ
出演:リー・ベイン/ジャレッド・モーガン/ネイサン・ヘッド
町外れで行われる秘密のイベント「真夜中のホラー・ショー」。町にフラリと現れたかと思うと、いつの間にか消えている。神出鬼没なこの大人向けショーの後には、必ず失踪者が出るという。だが、その真相は闇の中だった。魅せられた観客が次々と失踪!恐怖のホラー・エンタテインメント!(↑アマゾン商品紹介より)
予告編
感想
「殺戮と狂騒の宴が開幕! フィアー・サーカス」
いやー、ジャケ絵といい煽り文句といい、実に面白そうなホラー映画ですね。殺人サーカス団が夜な夜な殺戮ショーを繰り広げるだなんて、つまらないはずがないでしょう。こういうのを見放題でホイホイ配信してくれるアマゾンプライムビデオとは何と素晴らしいサービスなんでしょうか。月額たったの500円だし、B級ホラーマニアは入らない手はありませんよ。
…と喜んでいたのもつかの間、一瞬で絶望の底に叩きこまれることに。
監督:アンドリュー・ジョーンズ
出演:リー・ベイン
ま…また貴様らか!!!!
最近やたらハイペースでこの人たちの自主製作映画が配信されまくってるんですが、一体何が起こっているんでしょうか?
どう考えても輸入する必要性を感じないんですが?
ちなみに私が今まで見たのは
「テラハ」
「魔女」
「ジュラプ」
の3つですが、どれもこれも拷問に使えるくらいひどい作品です。どんな強靭な精神力を持ってしても2~3本目には自白してしまうのではないか。奴らはイギリス映画界のマーク・ポロニアと称されてもおかしくないポテンシャルを持っています。しかし、ポロニアのような愛嬌がないのが問題なんです。ヘタクソならそのヘタクソぶりを思い切って前面に出してほしい。ポロニアはそれを比類なきレベルでやり遂げたからこそクソ映画界で永遠不滅のアイドル的な存在になれたんです。気取った照れ隠しで包んだような中途半端なのが一番いけない。クソは何をしようがクソなんです。
とはいえ、本作はアンドリュー・ジョーンズ&リー・ベイン作品の中ではだいぶマシな方でした。サーカスの殺戮ショーなんてオープニングの2分くらいで終わるし、1人しか殺されてないし、その後異常にダラダラと散漫な話が展開されますが、それでも他のよりはまだ全然マシ。一応理解できる内容だし、最後まで眠らずに観れましたからね。
と言っても特に内容について語る必要は感じません。というか、よほどいかれたクソ映画マニアでもない限り見る必要は全くないです。こんなものを観ている暇があるのなら鼻毛でも抜いてた方が有意義でしょう。
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