概要
原題:Definition of Fear
製作:2015年イギリス
発売:アマゾンプライムビデオ
監督:ジェームス・F・シンプソン
出演:ジャクリーン・フェルナンデス/キャサリン・バレル/ブライス・ハバード/メルセデス・パパリア
4人の女性が森のコテージへ遊びに来ていた。そのうちの1人サラは、恐怖についての論文を書くため様々なドッキリを仕込み、他の3人を隠しカメラで撮影していた。だが、クローゼットで見つけたウィジャ盤で交霊を試してから、恐ろしい怪奇現象に見舞われてしまう…
予告編
感想
アマゾンプライム配信の心霊ホラー。
前半で女の子たちが森のコテージで楽しく遊んでる様子はまあまあそれなりにマトモに撮れているので、アマプラ配信作としてはいい方かな?と思ったのですが、後半になっても特にこれといって大したことは何も起こらずじまい。結局くそつまらねえと言わざるを得ない駄作でした。
つーか本当にただ遊んだり世間話に花を咲かせているだけなので感想を書けと言われても困るんですよね。別に言われてないけどさ。こうなったら意地でもわずかな旨味を抽出して語りたいところだけど、本当に何も見どころがない。
後半に差し掛かってようやくウィジャ盤で遊び始めた頃から不穏な空気が漂い始めるものの、ただ漂ってるだけだし。サメの霊でも何でもいいから何か起こせよと言いたくなる。なんか思わせぶりに怪しいハゲのオッサンがコテージを覗きに来たりするので、そいつが殺人鬼にでもなるのかな?と思ったらただ覗いただけで終わったのは驚きました。女の子たち、誰もあのハゲの存在に気付いてなかったですよ。
終盤になってようやく女の子たちが一人また一人と悪霊の毒牙?にかかって消えていくのですが、本当にただ消えるだけなのが何とも…。森のコテージなんだから少しは「死霊のはらわた」をリスペクトしてもいいんじゃないか。
あと気になったところはですね、ホラー映画の定番シーンとして「慌てて車で逃げようとキーを回してもエンジンがなかなかかからない」というのがよくありますよね。で、本作にもそういうシーンがあるのですが、なんとキーを回す車ではなくプッシュスタート式の車になっていました。何回押してもエンジンがかからないよ!どうして!っていう。
…はい、どうでもいいですね。
本作の中身の薄さはアマゾンの紹介文にも表れていて、
週末に郊外の別荘へ向かったサラ、レイチェル、フランキー、ビクトリアの4人。彼女たちは森の中にひっそりと佇むコテージを見てテンションを上げる。唯一残念なのは室内のトイレが故障していて、外にあるトイレを使用しなければならないことだった。戦慄のホーンテッドハウス・ホラー!
↑こんな内容なんだけど、こんなん全然あらすじになってないんですよね。てっきりトイレが重要なキーになるのかと思ったけど別に何も関係なかったし。外にあるトイレを使わなきゃいけないから何だってんだ? そんなことで戦慄しないでよ。
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