全然映画とは関係ない車の話題なんですが、私の愛車である4代目インプレッサスポーツ(2016年式E型)がオイル漏れで入院してしまいました。というか先月の車検の際にオイル漏れが見つかって修理してもらったところ、その時にエンジンを下ろしたら別の箇所でもオイル滲みが見つかったとかで再度修理となったわけです。まあギリギリ保証期間内だから修理代はかからないので別にいいんですけどね。
それにしても新車で買ってからわずか5年3万キロ乗っただけでそんなにあちこちからお漏らししてしまうとは、さすがスバル自慢の水平対向エンジンと感心する他ありません。トヨタ車ではあり得ないことでしょう。私の知り合いには「スバルはすぐオイル漏れするからもう絶対乗らん」と言ってる人もいますが、さもありなんという感じです。
水平対向エンジンはスバルのアイデンティティも同然ですが、今となってはメリットよりデメリットの方が圧倒的に多く、ヘンなものに乗りたいという一部の好事家にしか好まれないエンジンと言えます。もちろんスポーツカーなら話は別ですが、普通の乗用車に関してはそう思います。私は映画に限らず尖ったものが好きなのでデメリットがあっても水平対向エンジン車に乗り続けますが、燃費は悪いし、変速機は内製しなきゃならんし、ストロングハイブリッド車も作りにくいようで未だに出せてないのは問題です。一応マイルドハイブリッド車は出てるけど、あんなの重たいだけで全然燃費良くなってないし。スバルの今後が非常に心配です。株主としても。
まあそれは置いといて代車はいつも軽なのでどうせ今回もステラかシフォンだろうと思ってたら、意外にも現行(5代目)インプレッサを貸してもらえたので、せっかくだから旧型との比較でもしてみようかなと思い立ちました。今年の2月、車検の前に買い替えようかと思って見積もりを取った時は下位グレードでも300万越えだったので諦めてましたが、乗ってみるとやっぱりこう…ムラムラと購買意欲が湧いてきますね。いかん、抑えなくては…
…ということでまずは外観です。
上が5代目(1.6i-L)で、
下が4代目(2.0i-L)。
こうしてみると大して変わらん気もしますが、やはり新しい方がスマートで古い方はなんだかずんぐりむっくりした野暮ったさがあります。ヘッドライトは5代目がシャープで今風、4代目は釣り目気味で古臭さを感じますね。
ただ、サイドビューに関しては明らかに旧型の方がかっこいいんですよね。新しい方は何かバランスが悪く感じる。
インテリアはもう段違いで5代目の方がクオリティ高いですね。スバル車って内装が本当に安っぽくて田舎臭いイメージがあって、例えば同じインプでも3代目の頃なんて明らかに軽自動車以下の貧相すぎる内装でしたからね。そこから見れば4代目は素晴らしく品質が上がったなあと感じてましたが、5代目はさらに一足飛びに進歩した感があります。かつての野暮ったさはどこへ消えたのか。…といってもあくまで「スバルにしては」であって、現行カローラスポーツやマツダ3と比較するとさすがに負けるかなと思いますが。
次に走らせてみての感覚ですが、これも相当イイですね。非常に滑らか、かつカッチリしてる。1.6リッター車なので発進時には安っぽいエンジン音が車内に響いてきますが、それさえ目をつぶれば、もはやちょっとした高級車と言っても過言ではないくらいではないかと思います。まあ私が運転したことのある高級車ってアウディA4とアルファロメオのジュリエッタぐらいしかないですけども。後者は高級でもないか?
前に見積もりをとった時は2.0i-Lでは高すぎるから1.6i-Lにしましたが、内心ではやはり非力な1.6より2.0の方が…という思いはありました。下位グレードの1.6に300万オーバーはありえないなと。しかし乗ってみると1.6でも全然パワー不足には感じないし、300万でもむしろお得じゃないかと思えるほどのクオリティですね。やっぱり来年あたり買い替えたいな~とは思うものの、その頃には6代目が出るはずなので実に悩ましい…。
コメント
それはそうと、アウトバックもそろそろ新型が出そうで楽しみですね。私も一度くらいはレガシィに乗ってみたいものです。