概要
原題:The Nights Before Christmas
製作:2019年カナダ
発売:プルーク
監督:ポール・タンター
出演:サイモン・フィリップス/セイラ・デ・ゲーデ/ケイト・シュローダー/キーガン・チェンバーズ/バリー・ケネディ
とある精神病院で30人以上ものスタッフが2人の患者に焼却処分される事件が発生。犯人たちはサンタの恰好で逃げ延び、町の人々に恐れられる存在となっていた。4年後のクリスマスイブ、再び帰ってきたサンタの殺人鬼カップルは何らかのリストに基づき、悪い子たちを血祭りに上げてゆく。
予告編
感想
「便座・オブ・ザ・デッド」と同日リリースのゲオ先行クリスマスホラー。
配給会社も同じプルークなのに、なぜかこっちだけ配信してなかったのでゲオに出向いて借りてきました。配信するかしないかの基準が全然分からん。というかせっかく「ゲオだけ!先行レンタル」と謳ってるのにアマゾンとかで配信しちゃう方がまずいですよ。ゲオに足を運ぶ機会が無くなってしまいます。
内容は、どっかの田舎の精神病院からサンタの格好をした殺人鬼カップルが脱走し、悪い子を殺処分して歩くというもの。ごく当たり前の日常的なクリスマスの風景ですね。ただ、「村人のほとんどが精神病院で働いたことがある」という地味に異常な設定。主要産業が精神病院の村なんてある?
ジャケに映ってるサンタコスの女殺人鬼を”新・女性ヴィラン ミセスクロースも大暴れ!”とかプッシュしてますが、こいつは序盤で拘置所に入ってしまい大して何もしていなかった印象。普通に斧持ってる隻眼のオッサンサンタの方が暴れてましたね。まあ暴れたと言っても序盤中盤とそれほど刺激的なコロシはなく、いまいち眠たくなります。FBIによるとジェニファーという名の少女がキーパーソンらしいのですが、眠くてボンヤリしてたら誰がジェニファーなのかよく分からなくなりました。劇伴がほとんど流れないのもあってどうもテンションが低くていけない。
サスペンス的には警察やFBIがどうもいまいち無能で、明らかに斧で殺された遺体を飲酒運転による事故で処理しようとしたり、特に知能犯でもない殺人鬼カップルに先回りされまくったり、あと精神病院に聞き込みに行くくだりなんかはものすごい今さら感がありました。4年前の事件を捜査した時点でその辺は徹底的にやったはずなんじゃないのかと。
ただ、殺人鬼カップルが何らかのリストに基づいてターゲットを選定しているという謎が提示され、そこらへんはまあまあ興味を惹きます。ちょっと引っ張りすぎた感じも否めませんが、そこそこ面白い真相とクライマックスが味わえます。これはクリスマスの夜にご家族・ごカップルで安心して楽しめる模範的なクリスマス映画かなと思いましたので、ぜひ聖夜の晩餐のお供にいかがでしょうか?
以下ネタバレあり
殺人鬼カップルのターゲットリストは精神病院の運営会社の関係者たちだった!なんてのは意外と目新しいし、コストカットして患者に負担をかけた腐れ役員どもは許さん!なんて動機もユニークで面白い。いけ好かないエリート役員と連れションすると見せかけておもむろにおち*ち*をぶった切って会議室に放り込むシーンなどはとてもエキサイティングで楽しめました。
ただ、他の役員たちのコロシをバッサリ省略したのはいただけませんでしたね。そこは胸やけするほど濃厚なジェノサイドをガッツリ魅せてほしいと思うんですよ。
コメント
テンプレ臭い小うるさいねーちゃん登場、意識高い系で喋り倒してきて
「まじうぜぇ…なんだ順当にこいつとカップリングか?」
とやさぐれて視聴やめたくなるも、最後に持ってきてしまったもの悲しさ
これはわれわれ姿の見えないネット民の深い闇を(略)
「コメント投稿のとこにタイトル出さないからよ!」(スイマセン…)
コメントの仕様まではいじれないもんで…
あの主人公そんなに小汚かったですか?むしろ清潔で好感度の高いトイレ修理業者では
違う話になってしまうんじゃないかと思ったり。
覗きからの自慰を始めようとした段階でオイオイってなって
2013年の映画かぁ、今なら
こっそり撮影するぜ→ギャーになるのではないかとか思いました
EDロール後にエレベーターに乗ってた姉ちゃんが
トイレ前でグダグダするの入れた意味はよくわからなかった
「ザ・ランペイジ」って尼プラの狼男映画みたいに、
スタッフが楽しそうにふざけてるパターンでもないおまけ
やっぱりページ間違えてた
すいません、何か違うとこクリックしてたの気付かなくて
あれま、そんなことまでしようとしてましたっけ…
それは確かに小汚い性根ですな。
意味のないわけわからんおまけ謎映像は
C級Z級映画ではたまにありますね。
この映画でどんなだったかは忘れましたが、大抵は気にしたら負けです笑