概要
原題:Night Sweats
製作:2019年アメリカ
発売:トランスワールドアソシエイツ
監督:アンドリュー・ライマン・クラーク
出演:カイル・ディスピーグラー/メアリー・エレイン・ラムジー/アリソン・マッキー/ジェイソン・エイブラムス/ジョン・ウェズリー・シップ
友人のジェイクを頼ってニューヨークへやってきたユーリ。出てきて早々ジェイクの友人メアリーと良い仲になりかけるが、ジェイクは突然の頭痛に苦しみながら嘔吐し亡くなってしまう。ジェイクの勤め先の自助団体が怪しいと睨んだユーリは自ら乗り込んで様子を探るが、自身もジェイクと同じ症状が現れ始める。
予告編
感想
アマプラの紹介文にもあるけど、コロナ禍を予見したような雰囲気がしないでもない感の漂うパンデミック・スリラー。
友人ジェイクの不審な病死に疑問を抱いた主人公ユーリが怪しい組織に乗り込み、ニューヨークでひそかに拡がる未知の感染症の謎を探る。
超低予算アマプラインディーズ謎映画としては分かりやすくサスペンスしていてそれほど悪くないとは思います。アマプラの中では充分楽しめる部類です。ただ100分と尺がかなり長いのが欠点か。長尺のわりにはさほどの謎でもないのでかなり冗長、特にユーリが組織よりガールフレンドのメアリーを気にしてばかりの中盤は中だるみが厳しい。必要ない描写ってわけでもないんですがね。
激しい頭痛を嘔吐を伴い亡くなってしまう謎の病気は一体どうやって感染を広げているのか。本作のキモはそこですが、ユーリの場合はジェイクのゲロを触った手を洗いもせずにスナックか何かを手づかみで食べていたと判明するくだりは驚愕です。キモというか普通にキモすぎるのです。お宅は一体どういう衛生観念をしているのかと問い詰めたい。この病気は本来ゲロでは感染しないと説明されてましたが、それでも専門家には「ユーリの場合はそれが原因だと思う」と言われてしまうほどにアレな行動。おやつを食べる前にはちゃんと手を洗おう…。改めてそんな風に思いました。
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