今日は映画以外のことも書きたくなったので書いてみます。
今の環境になってから車を運転する時間が伸び、その中で今まで聴いてた音楽もだいぶ飽きてきました。そこで新しいのを開拓することが増えてきたので、たまにはそういう記事もいいかなと。
まあ誰も読まないような気はするけども。
私は基本的に歌が苦手なのでほとんどインストゥルメンタルしか聴きません。また、別にプログレマニアでも何でもなく大した知識もボキャブラリーもないただの一般人なので、バカ全開の抽象的な浅い言葉でしか感想を語れませんが、そこらへんはどうかご容赦ください。
Goblin「Four of a kind」(2015年/イタリア)
そもそもなぜプログレなのかというと、私がダリオ・アルジェントファンであり、その劇伴を手掛けていたゴブリンのファンでもあるからです。そこをとっかかりに趣味を広げていきたい。
で、これはサントラではなくゴブリン単体作品。ゴブリンと言えばクラウディオ・シモネッティが中心であるようなイメージですが、ゴブリンはメンバーが流動的なのでここに彼は入っていません。なのでそれほどクセがなくホラー映画的な雰囲気もやや薄め。その分ほどほどに上品で聴きやすく、年齢を重ねている分熟達の域に入った印象です。運転しながら聞く分にはホラー系よりこちらの方が断然良い。
お気に入り度:★★★★★★★★
特に好きな曲
01 Uneven Times
02 In The Name Of Goblin
05 Kingdom
Xang「Destiny of a Dream」(1999年/フランス)
Xangと書いてクサングと読むようです。「草ングww」みたいであまりかっこいい名前とは言えないのではないか。そのうえアルバム名までなんかクサいですが、曲の方はほどほどに派手で疾走感もあり、かっこいいです。ドライブが捗りますね。単にかっこいいとしか言えなくて申し訳ございません。デジタルで買ってるとブックレットも何もないため何を表現している曲なのかわかりにくいのが困るところですかね。
お気に入り度:★★★★★★★★
特に好きな曲:
03 My own truth
04 The predicition
07 The choice
08 The light
Minimum Vital「Sarabandes」(1990年/フランス)
炎をバックに妖精か何かが喧嘩しているかのようなジャケ絵。曲の方もそのイメージにピッタリでどこか気の抜けるとぼけたムードが漂っています。悪くはないけどそこまで刺さらなかったかな。「Cantiga de Santa Maria」という曲にはボーカルが入ってやがるのですが、歌詞はほぼひたすらサンタマリアサンタマリアと繰り返しまくっているだけなのでそんなに不快ではなかったです。
お気に入り度:★★★★★
Kotebel「Fragments of Light」(2002年/スペイン)
一応5周くらいは聴いてみたんですが、どうもあまり刺さる曲がなくほとんど印象に残りませんでした。単に自分との波長が合わないのか、もっと繰り返し聴く必要があるのか。別に悪い曲ではないし演奏のクオリティ的にも高いとは思います。
お気に入り度:★★★
Regency「Awakening」(2001年/フランス)
結構激しくヘビーなノリなのでプログレというよりメタルなのかな? それともプログレメタルというのか? その辺のジャンル分けは全然知りませんが、曲は派手にスピード感があって分かりやすくて非常に好みです。このバンドそのものはなぜかこの1枚だけで終わったらしいのが残念ですが。アルバム名にもなっている初っ端の「ティンターナナナ ナルルターニタニ トンプラタニトントン」にどういう意味があるのか気になって仕方ないし、5曲目のタイトルが「The Quest Part.2」となっているのにpart1がどこにもないのが気になって仕方がない。曲は聴きやすいけど色々謎が多い作品です。
お気に入り度:★★★★★★★★★
Lost World Band「Awakening of the Elements」(2006年ロシア)
バイオリンとフルートがフィーチャーされたシンフォ・プログレ。だそうです。軽やかでテンポが良く、お上品で聴きやすい。インパクトには欠ける気もしますが、街乗りでも長距離でもドライブでは非常に使いやすくて良いです。
…ただこれ、2014年に「Awakening Of The Elements Revisited」っていう上位互換版みたいなのが出てるのでそっちを買えば良かったのかなと後悔。ちなみに上のアマゾンリンクはその後発版です。
お気に入り度:★★★★★★★
特に好きな曲:
01 Awakening of the Elements
02 Infinity Street
06 Shostoccata
07 States of Mind I
Little Tragedies「At Night」(2014年/ロシア)
最近聴いた中では一番メロディアスでキャッチーな印象。わかりやすくノリがいいのでドライブ中にかけると大変爽快です。広く一般受けしそうな勢いを感じるけど、日本ではどのくらい知名度あるもんなんでしょうか。ただこれはオールインストではなく3割ぐらいボーカルが入っているので、個人的にはどうしてもそれが邪魔。ロシア語なので何を言ってるのかはさっぱり分かりません。
お気に入り度:★★★★★★★★
特に好きな曲:
05 Comrade
Isilduers Bane「The Voyage」(1992年/スウェーデン)
北欧のシンフォニックロックバンド、イシルドゥルス・バーネ。すごく覚えにくくて発音しにくい名前ですなあ。お国柄の先入観もあってか何となく突き放したような冷たい雰囲気。それも非常に複雑で緻密、硬質な印象でえらく芸術性が高い気がします。でもこういうのは好き。最初の1曲目が特に気に入っており、何度聴いても飽きない深みを感じます。ただ、中には眠くなるようなトラックも多々あるのでドライブでかけるには全然向いていないCDだと思います。
特に好きな曲:
01 The Voyage Part I: The Adventures of the Whirling Delirium
02 The Voyage Part II : A Telescope and a Hot Air Balloon
08 The Voyage Part III : Wild as a Toad
13 The Voyage Part IV : Magnificent Giant Battles
Isilduers Bane「MIND vol.1」(1997年/スウェーデン)
これも同じイシルドゥルス・バーネですが、上のやつよりは穏やかな耳ざわり。眠くなる曲も少なくなっているものの、それでもやっぱりドライブ中に聴くようなノリではない。なんというかこのバンドについてはシロウトの浅い言葉であれこれ述べたら怒られそうな気がするので、今日はこの辺にしておきます。
特に好きな曲:
01 The Flight Onward - Phases 1-5
04 The Pilot
06 Opportunistic Walk - Phases 1-2
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