「デストイレ ザ・ファイナル」 感想 便記 16章10節とは

概要

原題:Death Toilet 4: Brown Snakes on a Plane

製作:2021年アメリカ

配信:コンマビジョン

監督:エヴァン・ジェイコブズ

出演:マイク・ハーツフィールド/アイザック・ゴルビッチ/エヴァン・ジェイコブズ


あの悪魔トイレとの死闘は終わり、安息な日々が訪れていた。ビーチでフリスビーをし、リラックスした一日を過ごしていたブレット・バクスターとディングルベリー神父だったが、またしてもトイレ襲撃事件が発生!今度は修道女が殺害されてしまう。 悪魔トイレとの戦いが、まだ終わっていないことに気付き、、二人はバチカンへ向かうが、飛行機内で取り憑かれたトイトイレットペーパーと対峙することになる!人類VS便器という不朽のテーマを描いた『デストイレ』シリーズ最終章!いよいよ完結…か!?

(↑アマゾン商品ページより)


予告編

感想



史上最悪のZ級映画「デストイレ」シリーズ最新作にして最終作。

ほんとにそうか?


imdbでチェックしてみると、


「Amityville Death Toilet」

「Death Toilet 5: Invasion of the Potty Snatchers」


っていうのが今年製作されているようなのですが。


まあ、さすがのコンマビジョン様もデストイレはもうお腹いっぱいだよ…ってことなんでしょうね。これ以上密輸入する必要はないと。もちろん私も異論はございません。



なんせわざわざ440円の新作料金を支払って再生したにも関わらず、爆速で意識を失ってしまいましたからね。毎度ながらこのシリーズはクソ過ぎるにもほどがありますよ。むしろわざわざ4作目まで密輸入したことが恐ろしくなるレベル。



こんなものを全部観てるような奴は漏れなく異常クソ映画愛者であると断言できます。特に害はないでしょうが、直ちに隔離して拷問、矯正した方がよろしいかと思われます。



今回は前回のラスト、海辺でブレットと神父がフリスビー遊びをしているところから始まり、バチカンかどっかへ向かうことになります。まず空港へ向かう車中のシーンが異様に長く、それを乗り越えてもあとは大体飛行機の客室でトイレットペーパーを首に巻きながらゴロゴロしている絵面が延々と続きます。そしていつも通りBGMは誰かの放屁音。



このオッサン方は一体何をやっているんだと思いましたが、どうも悪魔トイレの遠隔攻撃でトイレットペーパーが首を絞めていた描写だったようです。あまりのくだらなさに脳がとろけそうになります。



あとはもう熟練の字幕芸で楽しむしかございません。

悪魔便器の遠隔攻撃で異空間に送り込まれ、パニックを起こすブレットに対する神父様の台詞がこれ。


「聖書にこんな言葉が

便記 16章10節

トイレが我らをこの場所へ

トイレは我らを外界へ」


まぁ一か所でも笑えるポイントがあればまぁまぁ良いクソ映画だと思いますよ。世の中にはそれすらない虚無的クソ映画が星の数ほどありますからね。


それに、昨今のサメ映画人気にあやかってか空飛ぶサメが近寄ってくる珍場面もありましたしね。せっかくCG用意したんならもっと出せばいいんじゃないかと思いましたが、まあそういう見所がある分だけ良かったんじゃないでしょうか。



「デストイレ ザ・ファイナル」(Amazon Prime Video)



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