「悪魔のエンジェル」 感想 天使のデビル

概要

原題:ANGEL

製作:2018年アメリカ

配信:トランスワールドアソシエイツ

監督:トリー・ジョーンズ

出演:ジェシカ・ブルーム/ソニア・デロルミエ/カメリン・ズポン


30年前から廃墟と化した曰く付きの町レイブンロック。その郊外に住むベンの娘が行方不明になるという事件が起きる。ベンは大金を払ってジャーナリストのグループを雇い、町を探索させることに。だが、レイブンロックには今でも謎の殺人鬼が跋扈していた…


予告編(なし)



感想



アマプラ配信の新作謎ホラー。

299円。

そして、







内容は実にitnらしいZ級な雰囲気で途方もなくつまらないものの、話自体は分かりにくいとか支離滅裂とかそこまで理解不能ではないことがかろうじて救いになっている感じです。まあ私としては中途半端にアレなものをお出しされるくらいなら「サンクチュアリ」くらいずば抜けて酷いものを診たいんですが。



まあそうは言っても片栗粉を水で溶いたものを食べているかのような薄っぺらい味わいのストーリーでなんかもうどうしようもない。中盤、2分間ほどひたすら無言で林の中を歩くシーンを見せられた時には伝説の「ジュラシック・シャーク」を思い出しましたね。それでいて尺はトータル1時間37分もありますからね。削るべきところがありすぎて困る。



しかも途中からずっと同じBGMが途切れることなくひたすら流れ続けるっていうね。BGMと言っても適当にギターとか鳴らしてるだけで曲とも言い難いクオリティのやつがひたすら長時間ループしてるだけだし、薄い内容も相まって常人なら発狂してもおかしくないレベルです。



主人公であるジャーナリストのパイパーと仲間たちは、金持ちの娘を探すために廃墟となった街を探索することに。しかし、そこには女性の殺人鬼が!

…という流れなわけですが、クライマックスでは雇い主の金持ちがパイパーをエサにして殺人鬼をおびき寄せようと企みます。その時のセリフがこれ。



「パイパーはパイプへ入れ!」

「パイパーはパイプへか…ガハハw」



別にコメディ的な雰囲気は一切なかったにも関わらず、急にひとりでしょうもないダジャレを言って自分だけウケています。なんなのもう。




「悪魔のエンジェル」(Amazon Prime Video)


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