「ビッグフット VS メガロドン」 感想 まるで焼き魚のように

概要

原題:Bigfoot vs Megalodon

製作:2021年アメリカ

配信:U-NEXT

監督:BC・フォーティーン

出演:マルコ・グズマン/ジェニファー・フォーティーン/エドソン・カマチョ/カルロス・ウェロス/ロバート・フォース


星歴4044年。地球人のカリ王女によって結成された宇宙反乱同盟軍と爬虫類人の秘密結社・アルコン軍は、激しい戦いの末、終戦を迎える。銀河は平和を取り戻していたが、そこに突然、人類とサメのDNAを掛けあわせた戦闘マシン・メガドロンが出現する。

(↑U-NEXTより)


予告編

感想



U-NEXTで突如配信されていた超絶Z級ムービー。

タイトルだけでやばいやつなのは分かったものの、399円課金して再生ボタンを押したらまたしてもヤツの姿が!























もはやitnはどこにでも存在し、どこからでも現れる。





内容の方はですね。


遥か未来の宇宙でナチスに製造されたメガロドンとそれに対抗する勢力のエースパイロットであるビッグフットがひたすらわけのわからない雑談や猥談に興じているというものです。それ以外にもスーツ姿のクローン人間やグレイ型宇宙人も電波的な雑談と猥談に興じています。それはもう絶え間なくビッチリ意味不明なことをしゃべり倒してくれます。



もうね、何一つ頭に入ってこないんですよね。おかげでたったの71分しかないはずなのにマジでいつまで経っても終わりません。監督&脚本担当のBC・フォーティーンとかいう野郎は紀元前14世紀からタイムスリップしてきた古代人か何かですかね? そうでなければ確実に大量の白い粉をケツから吸引しながら製作しています。 



そんな意味不明な物語を人形劇か着ぐるみでやってくれればまだ可愛げもありますが、なんとほぼオールCGで描写されます。実写だったのは「まるで焼き魚のようにな!」というセリフの時に映った鯛っぽい魚をプレートで焼いているシーンと、あとは海とウサギの群れくらいでした。




(※注:この画像は私が作りましたが大体こんな感じ)



CGのクオリティはそんなに悪くはなく、PS2末期~PS3中期くらいの質感はあるのではないかと考えられます。見た目のインパクトは「インクレディブル・バルク」に近い感じか。本作の方が「インクレ~」より10年近く後発であることに驚きますが。



CGだけならいけると言ってもあまり激しい動きはさせられないと見え、アクション的なシーンはございません。せいぜいビッグフットがジョギングに勤しむくらいです。それも3秒くらいか。ということでビッグフットとメガロドンが戦うこともありません。なんでこんなタイトルにしたし。宇宙戦闘機によるドッグファイトシーンは申し訳程度に存在したので、もしかしたら彼らが操縦して戦っていたのかもしれませんが。



驚くべきことに続編が存在しているらしいのですが、ジャケ絵を見ると1作目のをただ左右反転させているだけというとんでもないやっつけぶり。この調子ではおそらく本編の内容も左右反転しているだけなのではないかと考えられます。それでもU-NEXTは平気な顔して有料配信してきそうだから怖いな…。







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