概要
原題:Cronus
製作:2017年アメリカ
配信:トランスワールドアソシエイツ
監督:デレク・プレスリー
出演:ジョーイ・フォルサム/トム・ゼンブロード/ブライアン・マッシー
クロノスは目を覚ますと、研究室で倒れていた。横には謎の装置に座らされた見知らぬ男の遺体があった。記憶を失くしていたクロノスは高齢者・障碍者救済センターへと赴く。そこでタナトスという老人に「私はお前にここに連れてこられたのだ」と言われるが、やはりそんな記憶はない。クロノスは研究室に次々と遺体を持ち込み、装置に接続しては記憶を取り込んでいく。
本編
感想
今月からアマプラで有料配信中の新作SFサスペンス。
金を払ってポチればでてくるヤツの姿。
内容は、遺体から記憶を抽出する装置を発明したマッドサイエンティスト・クロノスさんがなぜか記憶を失くし、かつての仲間であるタナトスさんになんやかんや言われてその辺の遺体を集めて記憶を取り込みまくって云々というもの。
まあ、「ビッグフットvsメガロドン」に比べればまだついていけなくもない話ではあります。問題はただ、ビタイチ面白くないだけです。20分くらいでギブアップ寸前のグロッキー状態に陥りました。一応最後まで惰性で画面を眺めてはいたものの。
どう考えても金を取っていいクオリティじゃないんだよなあ。というかどう見ても極貧インディーズ作品なわけですが。箸でも棒でも何でもいいから手当たり次第にitnが買付まくった作品を無条件でTWAが輸入してきてるだけなような気がします。
それでも一番印象に残ったシーンは、研究室からフラフラと出てきたクロノスさんが「パンツ兄弟社」なる謎の看板が掲げられた建物に入るところですね。中では受付の女性が
「すべて解決!パンツ兄弟社です。ご用件は?」
「すべて解決!パンツ兄弟社!」
などと果てしなく意味不明なことを連呼しており、珍作映画マニアの好奇心が少しだけそそられます。
が、クロノスさんも「なんだこいつ…」と言いたげな顔だけしてスルー。
その後パンツ兄弟が出てくることはありませんでした。
何なのもう。
追記
気になって見返したらパンツ兄弟出てました。
あいつらのことだったか…
パンツかぶってないから気づかなかった。
「クロノス 記憶の転送」(Amazon Prime Video)
コメント