「ヘッドハンター　血塗られたエリートへの道」　感想　森の首狩り師

概要

原題：Head Hunter The Assessment Weekend

製作：2010年ドイツ

配信：トランスワールドアソシエイツ

監督：セバスティアン・パネック

出演：キース・ブレイザー/シャノン・ロウワー/マライケ・フェル

大手グローバル企業のタカハシ・ロジスティクスへの就職が決まった若者たち。彼らは協調性やメンタル力を図る研修のため、人里離れた森でキャンプをすることに。だが、やっとたどり着いた宿泊予定地はめちゃくちゃに荒らされていた。何か悪意のある者が潜んでいたのだ…

予告編

感想

ビジネスの引き抜きではなく身近に潜む首おいてけ族の恐怖を描いたドイツ製ホラー。

今月からアマプラで299円で配信中。

…で、てっきり新作あるいは旧作でも初ローカライズ作品だと思ってレンタルしたわけですが、なんと2010年にアルバトロスからリリースされた

「NAKED 狂気の森」

という作品のリサイクルでした。

しかも当時アルバトロスが勝手にでっちあげた、存在しない「NAKEDシリーズ」というちょいエロ風のジャケで売ってたやつです。当然中身は別にシリーズものでも何でもないしNAKEDなエロ要素など欠片もありません。

今日はドイツ製の謎映画を観ようかなと思ったらこれ2010年の「NAKED 狂気の森」の使い回しではないか！？
もう課金しちゃったよ…チクショー pic.twitter.com/vo0nCgK2Zq

— 岩石入道 (@ganseki20) March 20, 2024

なんで今更こんなものを299円で掴まされなければならんのか。

許さん…

絶対に許さんぞ！

…

…

…とはいえ少しでも再生してしまうと返金不可能なので仕方なくそのまま鑑賞しました。

しかしこれが案の定というか想像以上にくそつまりません。

映像がもう古臭いし。とっくに賞味期限切れて腐ってるゴミだよこれ！

せっかく今日は3時間もかけて部屋を掃除し、非常にスッキリとしたいい気分で映画を観ようと思ったのにどうしてこうなってしまうのか。

若者グループが森をウロチョロし、キャンプ地に辿り着いたら何者かに荒らされていて帰るかどうかですったもんだし、夜になったら焚火を囲んでダラダラ話し…とあまりにスッカスカの内容。1時間近く経っても全く持って何の見所もない。最近座椅子を快適なやつに買い替えたせいもあり、襲い来る睡魔を退けることが出来ませんでした。

ラストだけは一応目が覚めたので観てましたが、犠牲者5人の首を並べて枝に突き刺して晒し首にしていたシーンだけはいい映像でしたね。そこだけはまあ何とかギリギリ褒められるかなとは思います。

「NAKED 狂気の森」（Amazon）

「ヘッドハンター　血塗られたエリートの道」（Amazon Prime Video）