「アズ・ナイト・フォールズ 呪いの連鎖」 感想 おれは邪悪なヘビ将軍

概要

原題:As Night Falls

製作:2010年アメリカ

配信:トランスワールドアソシエイツ

監督:ジョー・デイヴィソン

出演:デニーン・メロディ/ドワイト・セナック/リリー・カードン


父親を亡くし、母親は出稼ぎでほとんど帰ってこない。そんな家庭で暮らしていたエリザベスとホリーの姉妹。ある日、エリザベスは友人たちを家に招いてパーティを開き、バカ騒ぎを始める。それに構わずひとり寝ていたホリーだったが、突如目の前に少女の幽霊が現れ、全員が殺されることを予言。すると、凶暴なゾンビが家の周りに現れ…


本編

感想



今月から配信開始の新作謎映画。299円。

しかし、製作年度は2010年と一昔前。

わざわざ日本に持ってくる必要のない地中深く埋もれた作品であることは明白でしたが、まあ謎映画は大体そういうものなので一応鑑賞してみました。しかしよく発掘してきたなあ。



内容はふざけすぎなオチに驚いたくらいで、あとはパーティでバカ騒ぎする若者たちが亡霊とかゾンビに襲われるというオーソドックス(?)なもの。グロとか格闘はがんばってたけど、クオリティはZ級スレスレの低さ。普通に観れば、主人公の女の子が日本刀を振り回して戦うくらいしか見所のないクソ映画です。



…ただ、ひとつだけ猛烈にバカバカしくて笑ってしまった珍場面があるので、今日はそこだけ紹介したいと思います。Youtubeで普通に無料公開されてたので画像はそこからとりました。










↑パーティが始まる前にエリザベスの家へやって来た彼氏のオットー。

彼女が風呂に入っている間に下着を漁るようなアホですが、これでも作中最も好感度の高い人物です。











↑パーティ直前、怪しい掛け軸が飾られている部屋で日本刀を持ち、ひとり寂しく佇んでいるオットー。

ここで一体何が始まるのか!?










「お前に話がある。”亡霊の戦士”がみんなを暗殺したのか?」


時代劇かなんかっぽい単独小芝居が始まりました。











「ハゾ・マズサキ将軍…」












「ヨシロー・スズキから聞いた」


「”亡霊の戦士”はお前だ!」


「ブーン!チン!チン!チン!」

(口で出してるチャンバラ的擬音)










チン!チン!

チン!




チン!チン!










「ハットリ・マスキ・ソノヅキ!お前を破滅させる!」









チーンチンチン!

チン!チン!











「弱いヤツめ、お前の知らない情報をやろう…」











「おれは邪悪なヘビ将軍だ!妖術を使えるんだ!」











「ブゥ~~ン!」

(パワーを溜める音)










パギャー!

パギャァー!

ブーン!

プアー!

(妖術が炸裂する音)








「マンダロア~~~~!!」


(もしかしてスターウォーズごっこだった??)










(おれは一体何をやっているんだ…)


急に冷静になるオットー。











(誰かの視線を感じるぞ…!?)











「シュピシュパオ~~~ン!!!」







小学生の時こういうノリの同級生いたなあ…


ということで、本日は以上です。




「アズ・ナイト・フォールズ 呪いの連鎖」(Amazon Prime Video)



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