概要
原題:CANNIBALS LEGEND OR REALTY... EPISODE TWO
製作:2009年イタリア
配信:Diamonds International Film
監督:ブルーノ・マッティ/ジャンイ・パオルッチ
人食い人種は本当に存在するのでしょうか? 私たちは、最も残忍な部族の儀式を目撃する機会を持ち、これらの人々の最も恐ろしい習慣を見て、人食い人種が存在するかどうかという、皆さんが待ち望んでいた答えをお伝えします。
(Amazonより)
予告編
そんなものは
ない
感想
アマプラに突如出現した怪しすぎる謎ドキュメンタリー映画。
レンタル有料200円。
原題を見て分かる通り、どっかの食人族ドキュメンタリー番組の第2話のようです。なんでそんなもんを単発でアマプラに放流したのかがあまりにも謎。
監督だか脚本だかにブルーノ・マッティという名がありますが、これは「サンゲリア2」で有名(?)なヴィンセント・ドーンの変名であり、「食人族2」の監督でもあるとのこと。ただ本作の製作年度は彼の死後みたいですが。
私は「食人族」シリーズは一切観ていないので分かりませんでしたが、先に特攻した怒りくま氏の話によると本作はドキュメンタリーと見せかけて合間合間に「食人族2」の映像をねじ込んでいるのだそうです。
まあ中途半端に知ってるよりもまっさらな状態で観た方が楽しめるかもしれんし…と思ってレンタルしてみたわけですが、これが途方もなくつらい。下手するとデリゲーター並みにつらい。
ドキュメンタリーと言っても何か軸がなく散漫というか、バヌアツの部族が出てきたかと思えばエクアドルに行ったり、アマゾンに行ったり、パプアニューギニアへ行ったり、はたまたユカタン半島へ飛んだりともう色んな部族の似たような似てないような暮らしぶりや儀式をダラダラ紹介し続けるばかりで全く持って集中できない。ぶつ切りでよく分からんし興味が持てない。
あまりのダルさに寝たり起きたりしながら画面をボンヤリ眺めてましたが、明らかに前半で見た映像(どっかの部族がパンの木を利用するシーンとか)を後半でまた丸々リピートして尺稼ぎしていたりとか、もうグッダグダ。ず~っと同じような映像に同じようなナレーションが延々流れ続けるだけで何の抑揚もなくグロ的な見所もほとんどなく、あまりの体感時間の永さに
「もうそろそろ終わりだろ…?頼む終わってくれ!」
と祈りながらシークバーを確認しては
「ま…まだ残りXX分もあるだと!?」
と絶望する、その繰り返しの無間地獄。
Amazonの奥地に踏み込むとこういった地雷を踏む危険がありますので、好奇心で探検する際はどうかご注意くださいと言っておきます。
「人食い人種の伝説か現実か…」(Amazon Prime Video)
コメント