「マウンテン・シャーク」 感想 山肌に潜むあいつ

概要

原題:MOUNTAIN SHARK

製作:2024年イギリス

配信:The Midnight Screening

監督:グレッグ・AK

出演:エマ・エカエテ/エミリー・フェシリア・ムーア/ジュリア・クエール


極秘任務のため、人里離れた山岳地帯へやってきた兵士たち。だが、そこで行われようとしていたのは、とある生物兵器を開発したマッドサイエンティストによる実戦テストだった。そして、その生物兵器とは地中を自由自在に泳ぎ襲ってくる驚異の水陸両用鮫”マウンテン・シャーク”であった…


予告編

感想




Youtubeで昨日から無料配信開始になった itn 印のZ級ファッキンシャークムービー。

ローカライズはされてないので自動生成字幕で鑑賞しました。



マッドサイエンティストに騙されてマウンテン・シャークがうろつく山へやってきた軍人部隊が、実戦テストのためひとりずつ戦う羽目になる話。



クソサメ映画界で地中を泳ぐサメが流行ったのは15年くらい前の話なので、今さら何の新鮮味もないというかもはやクラシックな雰囲気さえ感じさせる作品です。サメのCGも普通に20年前と比べても何ら遜色のないクソリティ。



出てくるのは1匹だけで、大きさはシーンによって変わるけど大体3~4メートルくらい?とかなり地味目な感じ。ヨシキリザメっぽい顔つきでガオガオ吼えまくるカワイイやつです。ただ、地中を泳ぐときはしっかり地面を耕しながら進んでくれるのでそこまでひどい手抜き感はない気はします。多分。



この手の陸鮫映画でありがちな籠城戦ではなく、兵士(一般登山客含む)とひとりずつタイマンしていく展開は結構好きです。マッドサイエンティストはマウンテン・シャークで人類を滅ぼそうとしているものの、まだそんなに自信はないのか弱い奴からひとりずつ獲物をぶつけていきます。



1回戦:マウンテン・シャーク VS ヒザを痛めた一般登山客(丸腰)


2回戦:マウンテン・シャーク VS 顔をケガした兵士(丸腰)


3回戦:マウンテン・シャーク VS ナイフと鉄パイプを持った兵士



といった具合です。

ダラダラ集団戦されるよりもメリハリがあって良い感じ。



とはいえ、ナイフをマウンテン・シャークのシッポに突き刺したらビタンビタンする映像とか、一所懸命に鉄パイプで食われまいとする戦闘シーンのクオリティはクソサメ映画マニアならば思わず優しく微笑んでしまうことでしょう。つまり、そうでない人にとっては到底耐え難い内容であると言えます。正直ここにスクショを貼りたいくらいアレな絵面でした。本編は埋め込み禁止だったので、気になる人はyoutubeで適当に本編を探して01:40:40あたりから再生してみてください。






「ビーチ・シャーク」(Amazon Prime Video)

↑陸鮫映画の中ではこれが一番好き。




追記


あれ、本編動画が非公開になってる…

ついさっきまで観れたんだけど、どうしたんだろ。

違法なチャンネルではないはずだし、一時的なものだといいんですがね。

それとも期間限定公開だったのかな?






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