概要
製作:2025年日本
配信:youtube(2025/2/9まで無料とのこと)
監督:みず
出演:みず/阿部雄大
この世のいろんなパワーを利用し、必殺技を使える主人公。彼はまた、100万人に1人のサメに食べられても死なない男だった!男の運命やいかに。
(↑https://www.youtube.com/watch?v=XkKfmJ4z4Esより)
本編
感想
1月24日から2月9日までyoutubeで期間限定公開中の山口県産サメ映画。
普段国産品は避けて通ってるんですが、今回はサメ映画とクソ映画の伝道師・阿部雄大先生がおいしい役で出演していると聞いて観てみることにしました。
昨年は笑ってコラえて!にも出演してサメ映画について語っていたらしいし、途方もない行動力ですね。私ごときにはとても真似できません。
ちなみに本編の20分あたり、予告編だと21秒あたりに映っている人物がそうです。
迫真の悲鳴でいい喰われっぷりでしたね…
それで内容の方ですが、難解すぎて正直何とも言い難いです。危ない新興宗教のやばい広報映画をウォッチしているような気分でした。最近のサメ映画界隈はもう悪魔鮫崇拝カルト教団みたいなもんですしね。
ストーリー的にはサメ型モンスターに噛まれた男が実は100万人にひとりしかいないというサメに喰われても死なない人間と判明し、”サメお”と化して妙な必殺技を駆使しながら宇宙からやってくるハチワンくんみたいな宇宙ザメと戦うみたいな感じなんでしょうか。
画面は非常にうるさいというかにぎやかなタイプの作品で、常に何かしらガチャガチャしているのでとりあえず観ていて退屈することはそれほどないです。特に意味のない寿司のアップが映ったりもしますが、おいしそうなので特に問題はありません。
また、サメやサメ型モンスターの映っている時間が長く、わけのわからん必殺技を駆使しながら派手なエフェクト付きで戦いまくってくれるので、それだけでも「ジョーズ・イン・ジャパン」や「ビッグフットVSメガロドン」よりはだいぶ楽しめる方の作品であると言えます。格闘技経験者としか思えないキレのある動きでサメを撃破する女の子とかも観られますしね。サメ映画において優先すべきなのは映画としての体裁を整えることではなく、何でもいいからとにかくサメやら何やらを出して暴れさせることなのです。
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