「アンノウン・インベーダー」 感想 ゴールドバーグ VS アイゼンバーグ

概要

原題:Goldberg & Eisenberg

製作:2013年イスラエル

配信:トランスワールドアソシエイツ

監督:オレン・カルミ

出演:イツハク・ラオール/ヤハヴ・ギャル/ロニ・ドタン/オリ・ヘイルヴィー/エーヤル・ケントヴ


イスラエルのテルアビブで暮らしているゴールドバーグは、唯一の友達である愛犬と一緒に公園を散歩しながら恋人を探すことに熱心だった。だが、そんな彼に声をかけてきたのは女性ではなく、ずんぐりした天パのむさい男であった。その男はアイゼンバーグと名乗り、どういうわけかゴールドバーグに執拗なウザ絡みをしてくるようになってしまう。


予告編

感想



珍しいイスラエル製のアマプラ謎サスペンス・スリラー。

何となく難解そうな雰囲気だしスルーするつもりでしたが、今日は他に観たいものが思いつかなかったので299円でレンタルしてみました。



すると、やっぱりノリについていけずさっぱり理解できない。難解だからなのか、私の頭が悪いせいなのか、それとも文化が違いすぎるからなのか。ルーマニアとかブルガリアの映画は一応楽しめたこともあるのでイスラエルもいけるかなと思ったんですが…



内容は、恋人募集中の孤独な男ゴールドバーグがなぜか見知らぬ天パの肥満体アイゼンバーグに執拗なストーキングをされるようになり、恋路を邪魔されたりする話。



「なぜ彼は、僕につきまとうのか?」というキャッチコピーがついてます。アイゼンバーグのウザ絡みは度を超しており、観ているだけでも結構ストレスが溜まります。見た目はパパイヤ鈴木みたいなのだが可愛げが全く無く、現実には絶対関わり合いになりたくない人種。せっかく女性とデートにこぎつけたのに急に割り込んできて「俺の酒を飲めやおらー」してくるあたりなどは特に不愉快。蹴りで膝を破壊してやればいいのになあと思ってしまう。



公園を通るたびに絡んでくるし、何なら家にもやってくるし、「お前同性愛者だよな?」と何度も訊いてくる。もしやそっちの意味でストーキングしているのか?と疑いたくなるものの、決定打はない。というか、最後まで観てもなんでストーキングしてきたのか分からなかったんですがね。まあダルかったので途中ボンヤリしていたせいかもしれませんが。



ゴールドバーグもアイゼンバーグもユダヤ人なので人種間対立的なやつでもなさそうだし、どちらもバーグがついてるせいでどっちがどっちだか微妙に分かりにくい。


「タダでもらったものを批判するな」


というセリフがキーになっているような雰囲気ではあるんですが、それ以上のことは分からない。もっと頭使えよ!イスラエルの歴史とか調べてみろよ!とか言われそうな気がしないでもないけど、面倒くさいのでしません。まあ「分からなかった」というのもひとつの感想ということで…。




「アンノウン・インベーダー」(Amazon Prime Video)


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