「アマゾン・ヒート」 感想 緊迫の逃げ場なきアマゾン

概要

原題:Amazon Queen

製作:2021年アメリカ

配信:トランスワールドアソシエイツ

監督:マーリン・ダラー

出演:カーリー・ダイヤモンド・ストーン/カーソン・グラント/ニック・ドレセリー・トーマス/マッシ・フルラン/アルフォンソ・ディルーカ


アマゾンで観光船を営むジャッキーとフリンは、その日も観光客を船に乗せてアマゾン川を案内していた。だが、その中に強盗で得た金を裏切り者に奪われ、探しに来ていたならず者2人組が紛れ込んでいた…


予告編

感想



緊迫の逃げ場なきアマゾン川を描いた作品で、製作会社の名前も「AMAZON MOVIE LLC」なのに、なぜかアマゾンプライムではなくU-NEXTで先に配信が始まったアマゾン謎映画。これはどうせならアマプラで観たかった。

レンタル399円。



緊迫の逃げ場なき…と言ったもののこの映画、始まってから50分くらいは特に何事も起こりません。一応銀行強盗犯2名がアマゾン川観光船に乗ってはいるけど、普通に呑気にナンパしながら観光しているので本当にただのアマゾン観光映画のようになっています。



観光船の主であるジャッキーとフリンは元々夫婦だったが、今はなぜかよそよそしく仕事の相棒という関係。これはまさか…!?と思っていたら、案の定フリンが不倫していた過去が明かされます。私が言ったわけではありませんが、しょうもないダジャレで喜んでしまい大変申し訳ございません。



普通のアマプラ謎映画ならただの虚無映画と化すところですが、本作はアマゾンの景観と動物たちが視聴者の退屈な心の隙間を埋めてくれます。鳥好きとしては野生のコンゴウインコやオオハシが観られてうれしいですね。しかしアマゾン川の主役といえば何と言ってもワニでしょう。アマゾン川が舞台になっているだけで実質ワニ映画になると言っても過言ではない。ここは銀行強盗なんてどうでもいいからワニの襲撃を期待したいところ。あわよくばピラニアとかも出てきてアニマルパニックにジャンル転換してほしい。



…が、満を持して出てきたのは、ヒョウに仕留められて情けなく白い腹を見せているザコワニだけでした。陸ならヒョウが有利かもしれんけど、水辺でヒョウに負けるワニって…。ジャケ絵(サムネ)でワニをアピールしておいてこれはひどい。まあ、映像そのものはレアで面白いし、そんなのが撮れてスタッフは喜んだことでしょうが。それとも資料映像かな。



終盤は銀行強盗が暴れてなんやかんやしますが、人質になった老婦人客が「金を奪って山分けしようぜ」と物騒な提案をするところ以外はあまり面白味を感じなかったので、やはりもっとワニを活躍させるべきだったなと思いました。





「アマゾンを救う」(Amazon Prime Video)



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